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2011年6月10日 (金)

天国か

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インドからやってきた旅人達は皆口をそろえて言う。「ネパールは天国だ」。その言葉の真意を知るのに時間はかからなかった。張り詰めていた緊張感がスルスルとほどけていくことがわかった。
ネパールは僕にとって天国だった。
だからと言ってインドが地獄なわけではない。インドにはインドの、ネパールにはネパールの良さがある。
ご飯が美味しかったり、だまされる事が少なかったり、客引きの諦めが早かったり、見た目が日本人と良く似ている民族の人々に愛着がわいたり、店員の愛想がインドよりかはよかったり・・・今回の滞在でしんどいことはほぼなかった。
格差社会がはやりな世の中だが、ここネパールもその中の一つだ。物乞いをしている人や、おそらくシンナーであろう薬物を吸っている子供達の姿が首都カトマンズでは目に付いた。その一方、税金の関係で日本で買うより高い値段の車を乗り回している人達もいる。聞くところによるとそういう人達はまだ少数のようだが。それでもその格差は大きい。
ネパールの人々は言う。「我々はお金も物もないが心はいつもハッピーだ。日本人は違う。毎日働いて楽しむことができない」
マイケルジャクソンに憧れるジャクソンと名乗ったあるネパール人がいた。彼は友人達から「こいつはすごいダンサーだ」と褒められていた。僕が「それならきっと将来いいダンサーになれるよ」と言ったら、彼は答えた。「この国に将来はない」なぜかその後その言葉が頭にずっと残っていた。

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